リハビリテーションについて

ケガや病気で低下した身体機能を改善することを「リハビリテーション」と言います。
当院ではリハビリテーションを重視しており、理学療法士による「徒手療法・運動療法」と、複数の機器による「物理療法」を提供しています。
広々としたリハビリ室で、お一人おひとりの患者様に合わせた治療を行っております。
リハビリテーションの対象となる方
- 手指のこわばり、痛み
- 手足の痛み、動かしづらい
- 首や肩の痛みが気になる
- 腕を上げるのが難しい
- 慢性的な腰痛がある
- 歩行時に膝の痛みが出る
- ケガ後に身体を動かしづらくなった
- 身体を動かす際に痛みを感じる
- 手術後のリハビリテーション など
当院のリハビリテーション
徒手療法・運動療法
当院では理学療法士によって行う、手を用いた徒手療法を実施しております。痛みの軽減、動きが制限されている組織(関節・筋肉・軟部組織)の状態を改善させることを目的とします。具体的には、曲げにくかったり、伸ばしにくい関節の動きを改善したり(関節モビライゼーション)、柔軟性の低い筋肉を伸ばしたり(ストレッチ)、こわばっている筋肉を柔らかく(マッサージ)します。
また、運動療法では外傷、疾病、疲労などによる身体の機能低下、それに起因する障害に対して、適した運動療法を一緒に実施していきます。また弱くなってしまった筋肉を鍛え(筋力トレーニング)、様々な運動を行うことで機能回復を図り、安定した日常生活動作が行えるようにします。
物理療法
物理的な刺激を用いて症状の改善、組織の回復をうながす療法です。
患者様お一人おひとりに合わせた物理療法を提供します。
機器の紹介

低周波とは、皮膚に1200Hz以下の弱い電流を流し、痛みの軽減や筋肉をほぐす治療法です。さらに当院の使用機器では、「SSP電極を”ツボ”に置き、低周波通電を行うツボ表面刺激法」で、痛みを和らげます。

干渉波とは、2つの電極から異なる周波数の電流を流す治療法です。血行を促し痛みやコリの改善や筋の緊張をやわらげます。

超音波とは、高周波による振動療法です。超音波の非温熱効果によって、急性期からも治療が可能であり、また痛みの緩和、微小マッサージ作用、筋肉痛・関節痛の軽減効果があります。骨折の治癒促進にも使います。

ソリッドパックの保温材には、66℃の潜熱蓄熱材「マイクロカプセル」を使用してます。これにより、高い温度維持性能・温熱効果を得ることができます。血行促進と痛みの軽減、一過性の筋緊張が軽減されることで、徒手療法・運動療法の前に行います。

空気の力で足をマッサージする機器で、下肢の血液やリンパの流れを改善する効果が期待できます。足全体のむくみとりにも効果的です。